医師推薦⽂
脳卒中リハビリテーションに関わる医療情勢
厚生労働省(平成26年)の患者調査によると、脳卒中の総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は117万9,000人にのぼっています。
脳卒中を患うと急性期治療を受けたのち、リハビリを行い後遺症の回復と共にQOL(qualit y of life)の向上が重要です。後遺症を患った方の多くが「もっとかっこよく歩けるようになりたい」「箸を使って食事をしたい」などの回復を望まれていますが、医療・介護保険制度内でのリハビリにはどうしても限界があります。
脳卒中リハケアセンター「アイリス」は「生活のその先へ」をコンセプトに掲げ、在宅復帰のみならず趣味活動にまで関わることで患者さんがよりその方らしく生きることができると考えています。アイリスが脳卒中患者さんの生活の一助となるよう期待しています。
福岡リハビリテーション病院 院長
脳神経外科専門医
入江 暢幸(いりえ のぶゆき)
「体の機能を回復させたい」という想いにこたえる
脳血管疾患(脳卒中)は「手足が動かない」「うまく歩けない」などの後遺症が残存しやすく、厚生労働省の2019年の国民生活基礎調査によると、介護が必要となった原因の第2位となっています。
後遺症を改善させるには医師の力だけでは足りません。鍼灸師・セラピスト・看護師などの様々な職種と連携して治療を行う必要があります。脳卒中リハケアセンターアイリスには「体の機能を回復させたい」という患者さんの想いにこたえる熱意と、リハビリ専門の病院で培った高い技術を持ったスタッフが在籍しています。
これまでの医療・介護保険のリハビリに、脳卒中リハケアセンターアイリスのような保険外リハビリのシステムが加わることで新たな連携が生まれ、患者さんにとってより良いサービスが提供されるようになることを期待しています。そして、リハビリによっていきいきと生活できる患者さんが増え、地域のさらなる活性化につながることを願っています。
福岡リハビリテーション病院
脳神経内科部長
脳神経内科専門医 内科学会認定医
金森 祐治(かなもり ゆうじ)